実家の売却が寂しい、実家じまいをすべき現実的な6つの理由と対処法

実家の売却に「寂しさ」を感じるのは、あなただけではありません。

「実家を売るしかない」と頭ではわかっていても、心のどこかで踏み切れない。

そんな気持ちを抱えていませんか?

親との思い出、帰省の記憶、家族で過ごした何気ない時間が詰まった場所だからこそ、 「売る=失う」と感じてしまい、どうしても迷いが生まれるのです。

実際に、

  • 「本当に手放していいのか分からない」
  • 「家族と気持ちにズレがあって進めづらい」
  • 「他県に住んでいて、現地対応に限界がある」

そんなふうに、心の中に“もやもや”を抱えたまま、動けなくなってしまう方は少なくありません。

けれども、そのまま実家を放置してしまうと、建物は老朽化し、管理や税金の負担がどんどん重くなっていきます。

この記事では、実家じまいが寂しいと感じる理由やなぜ放置してはいけないのか、寂しさを和らげる方法を解説します。

この記事はこんな方におすすめ!

  • 「売るしかない」と頭では理解しているが、心のどこかで寂しさを感じて踏み出せない方
  • 実家を放置したままで、空き家リスクや税金などの不安を感じている方
  • 他県に住んでいて、遠方からでも実家整理をどう進めてよいか迷っている方

この記事を読むメリット

  • 自分だけが悩んでいるわけではないと知り安心感が得られる。
  • 後回しにすることのデメリットが把握でき、行動の必要性が実感できる。
  • 「後悔のない選択」をするために、今から備えておくべきことが分かる

この記事を読めばご自身の気持ちを整理し、前向きな第一歩を踏み出していただけるはずですので、ご参考にして頂ければ幸いです。

※「実家じまい」をサポートしてきた相談重視、地域密着型のイシトチ不動産の記事です。対応エリアは石川県内(金沢市、野々市市、白山市)の不動産になりますが、近隣エリアでも相談可能ですのでお問い合わせ下さい。

目次

実家じまいが寂しいと感じる理由とは?

実家じまいが寂しいと感じる理由とは?

実家の売却を検討する時に「寂しい」と感じるのは、とても自然な感情です。

それは単に建物を手放すことではなく、人生の一部を「放棄」するような行為だからです。ここでは、多くの方が実家じまいで寂しさを感じる主な理由を3つに分けてご紹介します。

1. 家族との思い出

実家は、家族と過ごした時間の象徴とも言える場所。リビングでの団らん、年末年始の帰省、親の笑顔や声…

そうした日常の記憶が染み込んでいるからこそ、「ただの不動産」としては割り切れないのです。だからこそ、「売る」と決めることに抵抗を感じるのは当然のことです。

2. 心の拠り所がなくなる

実家は、多くの人にとって「いつでも帰れる場所」「自分の原点」でもあります。

たとえ普段は別の土地で暮らしていても、心のどこかで「実家があるから大丈夫」と感じている人も多いでしょう。

そんな「精神的な支え」がなくなってしまうことに、不安や喪失感を覚えるのです。

3. 今までの歴史が途絶える

親から受け継いだ実家には、自分たちの歴史だけでなく、先祖代々の思いや足跡が詰まっていることもあります。

その場所を手放すことは、「家族のつながりが消えてしまうのではないか」「自分のルーツを終わらせてしまうのでは」といった、漠然とした寂しさを引き起こします。

このように、「実家を売る寂しさ」は単なる感傷ではなく、深い愛情や責任感、そして人生の節目に向き合う真剣な感情から来ているのです。

実家じまいをすべき現実的な6つの理由

実家じまいをすべき現実的な6つの理由

「いつかは何とかしないと」と思いながらも、つい後回しにしがちな 「実家じまい

しかし、時間が経てば経つほど、状況は悪化してしまうのが現実です。

ここでは、実家を整理・売却することがなぜ必要なのか、その理由をいくつか挙げてみます。

1. 放置することで建物が劣化

誰も住まない家は、想像以上に早く傷みます。

風通しが悪くなり、湿気やカビが発生し、木材が腐食することで家の価値も急激に下がります。気づけば「住めない家」「売れない家」になってしまうことも少なくありません。

2.空き家リスクの回避のため

放置された家の状況は以前とまったく変わってしまいます。

玄関は汚れ、庭の草木が伸び、人が住んでないことが分かるとゴミを捨てられるなどの被害があったりと。

もしゴミなどの臭気発生などがあれば近隣住民からのクレームを引き起こすかもしれませんし、放火や犯罪に巻き込まれる可能性も否定できません。

3. 維持費や固定資産税の負担が続く

空き家にも当然、維持費や税金がかかります。

使っていない家に、毎年数万円〜十数万円の負担をかけ続けることは、精神的にも経済的にも大きなストレスになります。

4. 相続や家族間のトラブルを防ぐため

「誰が管理するのか」「売却の判断は誰がするのか」

実家を放置したままだと、いずれ家族間で意見の食い違いが起きる可能性があります。ご自身が元気なうちに方向性を決めておくことで、家族も安心できるのです。

5.近隣環境の維持や社会のため

誰か必要な人に住んでもらうことで土地は活かされます。

人が住んでいない家とは独特な雰囲気があるものです。土地を社会資本と考えて誰か必要な人を探し、活用してもらう方がその地域には利益が生まれます。

また、上手く売却できれば手放す方にも大きな収入が入ります。

6. 「思い出を整理する」ことは、前向きな一歩になる

「手放す=忘れる」ではありません。

実家を整理することは、思い出にきちんと区切りをつけ、これからの自分の人生を大切に生きるための「心の整理」の1つでもあります。

実家じまいは、ただ家を処分する作業ではなく、これまでの人生に一度「ありがとう」と伝えるような、大切なプロセスです。

「絶望のサイクル」に入らないために…

多くの方が「不動産会社に相談」して納得できないまま不安を抱え、動けなくなってしまいます。

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実家じまいが寂しいときの対処法

実家じまいが寂しいときの対処法

実家じまいは、物理的な整理以上に「心の整理」が求められる作業です。

多くの人が「寂しい」「罪悪感がある」といった感情に揺れ動き、なかなか踏み出せずにいます。

ここでは、そんな気持ちと上手に向き合うための対処法をご紹介します。

1. 思い出を「残す」ことを意識する

まずは、「すべてを手放すわけではない」と考えることが大切です。

アルバムや家具、家の外観や部屋の様子などを写真や動画で記録しておくと、後から振り返ることができ、寂しさが少しずつ和らぎます。

2. 家族と会話を重ねる

実家じまいを一人で抱え込むと、余計に孤独やプレッシャーを感じがちです。

兄弟や子ども、親しい親戚と「どうしたいか」「何を残したいか」を話し合うことで、気持ちの整理がつきやすくなり、後悔の少ない選択ができます。

3. 信頼できる相談先を選ぶ

「売却=ビジネス」として扱われることに抵抗を感じる方も少なくありません。

弊社を通じて実家を売却されたO様も不動産会社に実家の相談や査定を10社申し込みしたところ、

 「土地の広さが中途半端で売れないですね」とあっさり断られたり、
「隣地と合わせれば…」と現実味のない提案をされたり、

それだけでなく、何社にも問い合わせたのに、返事すら来なかった…

そんな経験までされていました。

つまり、ビジネスとして成り立たないと冷たい対応をされるのです。

だからこそ、不動産取引だけでなく、親身に考えてくれる担当者を選ぶことが大切です。

あなたの気持ちを丁寧にくみ取ってくれる相手と話すことで、不安や迷いが驚くほど軽くなることもあります。

寂しい気持ちは、無理に打ち消すものではありません。むしろ、その感情にしっかり向き合うことが、納得のいく実家じまいへの第一歩になります。

そして、一番大事な事は後から振り返った時に「後悔しない選択」をしたと思えることがことが重要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では、実家じまいが寂しいと感じる理由やなぜ放置してはいけないのか、寂しさを和らげる方法を解説しました。

親との思い出、帰省の記憶、家族で過ごした何気ない時間が詰まった場所だからこそ、 「売る=失う」と感じてしまい、どうしても迷いが生まれるものです。

実際に、

  • 「本当に手放していいのか分からない」
  • 「家族と気持ちにズレがあって進めづらい」
  • 「他県に住んでいて、現地対応に限界がある」

そんなふうに、心の中に“もやもや”を抱えたまま、動けなくなってしまう方は少なくありません。

けれども、そのまま実家を放置してしまうと、建物は老朽化し、管理や税金の負担がどんどん重くなっていきます。

思い出を守りたいという気持ちが、逆に「後悔」や「責任感」に変わってしまう前に、 “寂しい気持ち”とどう向き合い、どう区切りをつけるかを考える必要があります。

この記事がヒントになれば幸いです。

※本記事では、不動産実務や相続に関する一般的な情報をわかりやすくご紹介していますが、税法や制度は改正されることがあり、実際の手続きや税金の取り扱いはケースによって異なります。実際に相続が発生した場合や、具体的な対応をご検討の際は、税理士・司法書士などの専門家にご相談いただくことをおすすめします。

当社の強み

他県在住、遠方からでも安心して任せられる仕組みと気配りが私たちの強みです。

はじめまして、イシトチ不動産の小川です。

ここ数年、「実家を相続したものの、どうしていいか分からない」そんなご相談が増えています。

ご両親の死後、空き家となった家。思い出があるからこそ手放せず、でも管理や税金に不安がつのる。不動産会社にいきなり相談するのも怖い、その気持ち、本当によくわかります。

なぜなら、私自身も父が亡くなり実家を売却した経験があるからです。

その経験を活かしつつ、みなさんの「小さな一歩」をサポートできたらと思っています。

株式会社イシトチ不動産 小川

資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー(AFP)/賃貸不動産経営管理士/競売不動産取扱主任者/相続手続カウンセラー/相続財産再鑑定士

対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方 ※上記以外の方は別途お問合せ下さい。

株式会社イシトチ不動産

所在地 石川県白山市石同新町170番地

代表者 小川 誠

免許番号 石川県知事免許(2)第4312号

所属団体名 (公社)全日本不動産協会

保証協会 (公社)不動産保証協会

公正取引協議会 不動産公正取引協議会

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1.身内を大切にする心を仕事に活かす。
2.全てのお客様に誠実に対応する。
3.正しい情報を伝える。
4.強引な売込みをしない。
5.信頼関係を深める。
6.無理な資金計画を押し付けない。
7.嘘はつかない。
8.謙虚な気持ちで仕事をする。
9.気遣いや役立ちたいと思う。
10.お客様の幸せを願う。

もともと親族や知人の不動産や相続の相談を受けることが始まりで、「相談して良かった」と喜ばれるうちに、もっと多くの方に安心を届けたいと考え、事業として本格的にスタートしました。

身内や知人を大事にするように、お客様一人ひとりの状況を整理しながら不動産から相続相談まで、全ての手続きを丁寧にサポートするよう心がけて仕事をしています。

▼対応エリア

金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方 ※上記以外の方は別途お問合せ下さい。

▼お客様の声

「実家を相続したけど、今住んでいるのは大分県。どう進めればいいか分からなくて」

「いくつかの不動産会社に問い合わせたけど…」

・土地が中途半端で売れないと言われた
・隣地と合わせろと言われた(でも隣地は赤の他人)
・そもそも返事すらこない会社もあった

そんな状況でどんな方法で前に進み最終的にご実家を売却したのか?

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追記

多くの方が「不動産会社に相談」して納得できないまま不安を抱え、動けなくなってしまいます。

絶望のサイクルに陥らないために、

  • 実家を相続したら最初にやるべきことチェックリスト
  • “売る・貸す・残す” 判断基準チェック表
  • 不動産会社に相談する前に整理しておきたい10のポイント

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