A.価格が原因ではなく、買主が将来をイメージできていないからです。
相場通りの価格で戸建を売りに出しているのに、なぜか問い合わせがまったく来ない。その理由を、きちんと説明できる不動産会社は意外と多くありません。
「価格は相場だと聞いているし、特に問題はないはず」
「不動産会社に任せているのだから、そのうち連絡が来るだろう」
そう思いながらも、反響がない状況が続くと不安になりますよね。
実は、相場価格であっても反響がないケースには、はっきりした理由があります。その理由を知らないまま売却を続けてしまうと、本来の資産価値より低く見られたり、「売れない家」という印象だけが市場に残ってしまうことも少なくありません。
この記事を書いている代表の小川は不動産業に15年以上携わり、1,000件以上の不動産や相続手続きの相談実績があります。イシトチ不動産は金沢市、野々市市を中心に不動産売買を行っています。
この記事では、販売中の土地が「相場なのに反響がない」理由を解説します。
- 相場価格で売り出していても問い合わせが来ない本理由
- 実家や土地が「売れない物件」と見られてしまう原因
- 買主が土地を見る際に重視しているポイント
- 広い土地を売却する際に評価を高める考え方
- 土地の広さに関係なく共通して意識すべき点
今すぐ売らなくても、将来後悔しない判断をするための考え方を知っていただければ幸いです。
土地の売却は「買主目線」で考えることが重要
土地の売却を検討する際、多くの売主が 「いくらで売れるか」「相場はいくらか」という点に意識を向けがちです。
しかし、実際に成約へつながるかどうかを左右するのは、 買主がその土地を“買いたいと思えるかどうか”です。
つまり、土地の売却では売主目線ではなく、買主目線で考えることが不可欠になります。
買主は「土地そのもの」ではなく「その先」を見ている
買主が土地を検討する際に見ているのは、単なる面積や価格だけではありません。
- どんな家が建てられるのか?
- 駐車場は確保できるのか?
- 希望する暮らしが実現できるのか?
といった、購入後の具体的なイメージを重視しています。そのため、売主が「広くて良い土地」「価格は相場並み」と考えていても、買主がその先の暮らしを想像できなければ、購入には至りません。
また、土地の広さは重要な要素ですが、それ以上に重視されるのが使いやすさです。
- 無駄な高低差がないか
- 建物を配置しやすい形状か
- 生活動線をイメージしやすいか
たとえ面積が小さくても、買主が「問題なく暮らせそう」と感じれば、十分に検討対象になります。逆に、広くても使いづらい土地は、価格調整が必要になるケースも少なくありません。
広い土地を売却する場合に意識すべき「買主目線」
土地が広い場合、売主は「面積がある=価値が高い」と考えがちですが、買主は必ずしも同じ視点では見ていません。
買主が最初に意識するのは、総額がいくらになるのか、そして使い切れる土地かどうかです。
広い土地で買主が気にする主なポイント
- 建築費を含めた総予算が膨らみすぎないか
- 土地を持て余さずに活用できるか
- 将来的な維持管理や固定資産税の負担
そのため、
「分筆すれば選択肢が広がるのか」
「一括での購入を希望する層がいるエリアか」
といった点を整理し、買主に分かりやすく提示することが重要です。
広い土地の売却では、“広さをどう活かせるか”を示すことが評価につながります。
狭い土地を売却する場合に意識すべき「買主目線」
土地が狭い場合、価格面では魅力がある一方で、買主は「本当に希望する暮らしができるのか」を慎重に検討します。
そのため、狭いからこそ不安になりやすい点を先に解消する説明が不可欠です。
狭い土地で買主が気にする主なポイント
- 建築制限によってどんな建物が建つのか
- 駐車スペースを確保できるか
- 室内の間取りや採光に無理がないか
これらを曖昧にしたまま売却活動を行うと、内見後に検討が止まりやすくなります。
一方で、
「建築プランが入りやすい形状」
「狭くても無駄が出にくい敷地」
といった点を具体的に伝えられれば、狭さは大きなマイナス要因になりません。
狭い土地の売却では、 “どんな暮らしが実現できるか”を明確にすることが鍵です。
今、どうすればいいの?
広い土地・狭い土地いずれの場合でも、売却を成功させるためには、「買主が何を不安に思うか」を先回りして整理することが重要です。
土地の条件を正しく理解し、買主が検討しやすい情報を揃えることで、売却はスムーズに進みやすくなります。
実家や土地について気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
▼「相談」について知りたい方へ
不動産の相談といっても、何を話せばよいのか、どこから始めればよいのか分からない方も多くいらっしゃいます。このページでは、相談内容や流れを分かりやすくご説明しています。
▼監修者

不動産業界で多くの相談や取引に携わる中で、かつてお客様から「担当を変えてほしい」と言われたことがあります。
その出来事をきっかけに、自分がお客様の立場を十分に考えられていなかったことを深く反省しました。
それ以来、すぐに不動産の売却を進めるのではなく、まずはお客様の状況や情報を整理し、何を基準に判断すべきかを一緒に考えることを最優先にしています。
お客様の判断の負担を減らし、納得して選択していただけるようサポートすることが、今の私の役割だと考えていますのでこちらの記事が参考になれば幸いです。
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