自宅の売却を考えている皆さん、
依頼中の不動産会社を100%信頼していますか?
場合によっては、
その不動産会社を変更することで、
売却の結果が大きく変わるかもしれません。
不動産売却は一生に一度あるかないかの大きなイベント。
そのパートナーとなる不動産会社の選び方が、
成功を左右することは言うまでもありません。
しかし、
「現在依頼中の不動産会社が本当に信頼できるのか、他の会社に変更すべきなのか」を見極めるのは一筋縄ではいきません。
この記事では、
そんな皆さんの不安や疑問を解消すべく、
不動産会社を見極めるための具体的なポイントと、
変更する際のスムーズな手続きについて解説します。
この情報を手に、
皆さんが納得のいく不動産売却を実現できるようサポートします。
- 不動産会社を変えるタイミングとは
- 不動産会社を変える方法
- イシトチ不動産の取組み
- FAQ
- まとめ
このコラムを書いているイシトチ不動産の小川は1000件以上の無料コンサル(相談業務)、多数の不動産取引に関わり、売主の代理人として不動産会社との交渉も行った実績もあります。それらの経験をもとに説明します。
株式会社イシトチ不動産は石川県の金沢市、野々市市、白山市を中心に不動産や相続の相談を通してファイナンシャル設計とお客様のリスタートを全力でサポートしている不動産会社です。
私たちの目指すところは、ただ単に不動産を売る、買うだけでなく、お客様の全体的なライフプランに対するファイナンシャルプランの提供です。その一環として、不動産の売買に関するお手伝いをさせていただいています。
不動産会社を変えるタイミングとは
一度不動産会社に売却の依頼をすると、
その会社と売却が完全に終了するまでの間、
続ける必要が必ずしもあるというわけではありません。
この点は多くの方が誤解されがちな部分ですが、
もしご自身が不動産会社に対して何か疑問点や不信感を抱くような事態が生じた場合、
早急にその契約を解約し、
他の会社へと変更することも可能なのです。
しかし、
ここで問題となるのが「いつ、どのようなタイミングで不動産会社を変えるべきなのか?」という判断です。
普段不動産の取引をしていない一般の売主にとっては、
その判断が難しいものです。
この判断はあなたが感じる不安や疑問だけでなく、
不動産会社の実際の取引の様子や、
他のお客様への対応など、
多角的な視点から考える必要があります。
そのため、
ここではあなたが不動産会社を見直し、
変更するべきかどうかを判断するための具体的なポイントを提供します。
これらのポイントを頭に入れておけば、
あなた自身が抱える不安や疑問、
そして不動産会社の取引の様子から、
自身にとって最適な不動産会社の選択が可能になるでしょう。
報告内容
不動産の売却活動においては、物件情報が公開された直後の1週間が非常に重要です。
この期間は通常、物件に対する関心が最も高い時期であり、多くの反響が寄せられます。
物件の公開と同時に不動産業者からは細かな販売活動報告が行われることが一般的であり、
これは売主のあなたにとって、販売状況を詳細に把握する絶好の機会となります。
しかしながら、この「初動反響」の多さはどんな物件にも共通する現象であり、
これがそのまま成功的な売却につながるとは限りません。
反響が落ち着いた時点から安定した反響を継続的に取得し、
売却につなげていくのが、真に実力のある不動産会社の仕事となります。
ところが、
この「安定した反響の獲得」という段階に入ると、
初動時の細やかな報告から一転して内容が雑になる、
あるいは報告頻度が低下するといった事が起こることがあります。
これは売主であるあなたにとっては、大きな警戒点となるべき状況です。
報告内容が初動反響の1週間を過ぎた時点で、
粗くなったり頻度が下がったりした場合、
それは不動産会社のプロ意識に疑問を感じ、
次の契約更新時には他社への変更を検討するタイミングかもしれません。
あなたの大切な物件の売却活動を、
誠実に遂行してくれる会社へと依頼することが、
成功的な売却へとつながる鍵となるでしょう。
価格改定の提案に根拠がない
価格を下げた方が売りやすく、
不動産会社にとって有利な販売活動が出来ます。
しかし、
売主の手残り額は減り、
一度下げてしまうと価格を上げることが難しいです。
不動産会社であれば価格を下げるリスクを把握している筈ですが、
それにも関わらず根拠のない価格改定を提案してくる不動産会社は要注意です。
「売る能力がないから価格を下げてください」とお願いされているようなものですので、
売ってくれる不動産会社に変更するようにしましょう。
自社反響しかない
不動産会社は沢山あるにも関わらず、
自社の顧客しか反響がない場合は情報公開していないことを疑うべきです。
不動産会社は売却の依頼を受けた時点で、
成約時に売主から仲介手数料を貰い受ける事ができます。
しかし、
買主を同時に見つけた場合は買主からも手数料を貰えるため、
利益が2倍になります。
このように、
双方から手数料を貰うためにわざと他社には紹介しない販売活動をしていることがあり、
その場合は反響の内訳が自社顧客だけになります。
不動産会社には利益が2倍になりますが、
売主は販売が長期化し価格を下げることにもなりかねません。
そのため、不当な活動をしている可能性があれば不動産会社を変えるようにしましょう。
不動産会社を変える方法
不動産会社と売主との間で結ばれる媒介契約について考えるとき、
その契約は自動的に更新されるわけではありません。
つまり、
売主であるあなたが次回からの契約更新を望まないと判断した場合、
その意思を不動産会社に伝えることで、
契約は満了し、
新たな会社へと依頼を切り替えることが可能となります。
一般的に不動産販売における契約は一定の期間が設けられるものですが、
万が一契約に期間の定めがないという状況がある場合でも、
あなたの意志により契約の解約は可能です。
つまり、
その際にはあなた自身が不動産会社に直接連絡を取り、
解約の意思を伝えることで契約は終了します。
こうした契約の解約には、
特別な手続きを必要とするわけではなく、
あくまでもあなたの意志が反映される形となるわけです。
これは売主であるあなたが自身の財産である不動産を最善の方法で売却するための大きな武器となるでしょう。
ただし、
この切り替えをスムーズに行うためには、
契約内容を十分理解し、
不動産会社の動向を見極めることが必要となります。
より良い結果を得るためには、
常に市場の動向を見極め、
自分にとって最善の選択をすることが重要となります。
イシトチ不動産の取組み
イシトチ不動産は、売主様の大事な不動産の売却について一生懸命に取り組みますが、
そのサービスは単なる物件の売却だけではありません。
私たちは、
売主様の全体的なファイナンシャルプランについても重視し、
それを基に最適な不動産売却の提案を行います。
売主様のライフスタイル、
資産状況、
そして将来の目標を深く理解することから始め、
それら全てを考慮した上で、
適切な不動産売却のアドバイスを提供します。
売却だけでなく、
その後の再投資や生活設計についてもアドバイスし、
資産を最大化するための戦略を一緒に考えます。
このような取り組みを通じて、
イシトチ不動産は単なる不動産会社以上の存在となり、
売主様のパートナーとして支えていきます。
FAQ
- 不動産会社を変えると売却にどのような影響がありますか?
-
不動産会社を変えることで新たな視点や戦略が導入され、売却活動が活性化する可能性があります。しかし、新たな会社との連携に時間がかかることもあるため、一概に売却がスムーズになるとは限りません。
- 契約中に不動産会社を変更することは可能ですか?
-
契約内容によりますが、多くの場合、一定の期間が過ぎれば契約を解除し、新たな不動産会社と契約することが可能です。ただし、契約に違反しないよう、詳細は契約書をよく確認してください。
- 不動産会社を変えるべきタイミングはいつですか?
-
不動産会社を変えるべきタイミングは、不動産会社の対応や売却活動に不満がある場合、または、売却物件への反響が一定期間ない場合などが考えられます。
まとめ
この記事では、
不動産会社を変えるべきタイミングと方法について詳しく解説しました。
売却を依頼している不動産会社が信用できなくなった場合や、
報告内容が粗くなった場合、
価格改定の提案に根拠がない場合、
自社反響しかない場合などは、
不動産会社を見直すべき時期かもしれません。
また、
不動産会社との契約は自動更新ではないため、
次回更新を断ることで契約を終了できます。
また、期間の定めがない場合は、電話連絡をするだけで解約可能です。
不動産売却は、
適切な不動産会社との良好な関係性が成功のカギとなります。
ですので、
不動産会社の選定や評価は慎重に行い、最善の結果を得られるように心がけましょう。
最後に、この記事を読んでくださった皆様へ。
貴重な時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。何かご不明な点やご質問がございましたら、下記の入力フォームから、いつでもお気軽にお問い合わせください。
私たちは無料相談サービスを提供しており、専門的な知識を持つスタッフが一人一人の状況に合わせたアドバイスを行います。
また、最新のAI技術を活用して、より高精度な売却価格の査定や市場動向の分析も可能です。
イシトチ不動産はお客様の大切な資産である不動産の売却を全力でサポートします。不動産売却の際には、ぜひイシトチ不動産のサービスをご利用ください。