不動産取引を進めるにあたり、
お手元に渡る販売図面をご覧になった経験はありますか？
この販売図面は、ただの紙切れではありません。
販売図面を理解することは、
自分たちの財産を守り、適切な取引をするための最低限の知識となります。
さらに、
この販売図面から、
選んだ不動産業者が信頼できる業者であるかどうかの基準にもなるのです。
この記事では、
不動産業務の一つである「販売図面」について詳しく解説します。
適切な知識を身につけることで、
安心して、
そして賢く不動産売却を進めるためのステップとしてご活用ください。
- 販売図面とは
- 販売図面に書かれる基本的な情報とは？
- 買い手が気にするポイントとは？
- 販売図面で不動産会社の良し悪しが分かる！
- イシトチ不動産の取組み
- FAQ
- まとめ
このコラムを書いているイシトチ不動産の小川は1000件以上の無料コンサル（相談業務）、多数の不動産取引に関わり、売主の代理人として不動産会社との交渉も行った実績もあります。それらの経験をもとに説明します。
株式会社イシトチ不動産は石川県の金沢市、野々市市、白山市を中心に不動産や相続の相談を通してファイナンシャル設計とお客様のリスタートを全力でサポートしている不動産会社です。
私たちのサービスの流れは、「相談→計画→実行」です。
ただ単に不動産を売る、
買うだけでなく、
お客様の全体的なライフプランに対するファイナンシャルプランの提供です。
その一環として、不動産の売買に関するお手伝いをさせていただいています。
販売図面とは
不動産を販売する上で販売図面の役割は非常に重要です。
買い手はまずインターネットで物件の情報を確認しますが、
気になる物件があった場合には詳細画面で販売図面を確認します。
その際にどれだけ良い物件に見せることができるのかは、
不動産会社の腕にかかっています。
その一方、
実は記載してはいけないワードもあります。
法令順守をしつつ魅力的な販売図面を作ることができる不動産会社は、
信頼できる不動産会社と言えるでしょう。
販売図面に書かれる基本的な情報とは？
販売図面に必ず記載される情報は次の通りです。
- 地番
- 価格
- 最寄りの駅やバスまでの距離
- 土地面積と建物面積
- 道路の広さと道路に面している広さ
- 建築条件
- 設備
- 建蔽率や容積率
- 小学校と中学校までの距離
- 該当する法令
- その他伝えるべきポイント
個人情報保護のため住所は記載されていません。
しかし買い手としてはGoogleマップなどで不動産を確認したいと思う為、
住所の問い合わせで不動産会社に連絡をします。
こうした連絡で不動産会社は反響を増やし、商談に繋げています。
また、
距離については1分80mで計算されております。
そのため比較的近くに感じてしまうため、
この辺りを買い手にしっかり説明する不動産会社は、良い不動産会社です。
買い手が気にするポイントとは？
買い手が気にするポイントは、
上記項目の中でも「価格」と「その他伝えるべきポイント」です。
その他伝えるべきポイントは備考欄に記載されますが、
安い物件や売れ残っている物件のヒントが記載されていることが多いです。
例えば自殺や火事といった事件があった場合は備考欄に「告示事項有」と記載されます。
その他にも「ガケ条例」や「高低差あり」「契約不適合免責」といったワードがある物件は後から買い手が費用負担する額が大きく、結果的に相場と同じ価格帯になる物件です。
販売図面で不動産会社の良し悪しが分かる！
基本的な情報と記載すべきポイントだけがある販売図面は魅力的とは言えません。
買い手は販売図面を細かく見るわけではなく、
一瞬スクロールする程度です。
販売図面はその一瞬で魅力が伝わる情報を記載しなければなりません。
その一方、
「日当たり良好」や「駅に近い！」といった人の感覚に左右されるようなワードは法令違反になるため、
魅力的な販売図面を作る事は非常に難しいとされています。
そのため、
法令順守しつつ魅力的な販売図面を作れるかどうかが、
不動産会社を判別するポイントになります！
イシトチ不動産の取組み
イシトチ不動産では、
買主様が納得して購入できるような魅力的な販売図面作りを常に心がけております。
当然、法令遵守は最優先事項としていますが、
それだけでなく、
物件の魅力を引き立てる情報を伝えることに力を注いでいます。
私たちの取り組みの一つが、売主様への細やかなヒアリングです。
売主様が過ごした空間には、
見えない価値や物語が数多く含まれています。
それらを把握することで、
販売図面に彩りを加え、
買主様にとっての魅力を引き立てます。
これにより、物件への理解を深め、感じ取る価値を最大化させることが可能です。
そして、
私たちの最終的な目標は、
売主様の物件を少しでも高く、
少しでも早く売却することです。
これを達成するために、
買主様のニーズを探ることに力を入れております。
買主様が何を求めているのか、
その要望を理解し、
満たすことができれば、
売主様が望む売買契約へとつながると考えています。
これらの取組みを通じて、
イシトチ不動産は皆様にとって信頼できるパートナーとして、
不動産売買のお手伝いをしてまいります。
以上のような取組みを通じて、
イシトチ不動産はお客様の不動産売買を全力でサポートしてまいります。
下記からお気軽にご相談下さい。
FAQ
- 販売図面とは何ですか？
-
販売図面は、不動産物件を売買する際に、物件の基本情報（地番、価格、面積、設備など）を記載した文書のことを指します。これにより、購入希望者は物件の詳細を把握し、見学の検討や購入の判断をすることが可能です。
- 販売図面にはどのような情報が記載されているのですか？
-
地番、価格、最寄りの駅やバスまでの距離、土地面積と建物面積、道路の広さと道路に面している広さ、建築条件、設備、建蔽率や容積率、小学校と中学校までの距離、該当する法令、その他、最低限伝えるべきポイントなどが基本的に記載されています。
- 不動産会社が作成する販売図面には何が求められるのですか？
-
魅力的な販売図面は、物件の特長を明確に伝えるとともに、法令順守を徹底していることが求められます。そのため、適切な情報表記と共に、法令を守りながら物件の魅力を最大限に引き出す能力が不動産会社には求められます。
- イシトチ不動産ではどのように販売図面を作成していますか？
-
イシトチ不動産では、買主様のニーズを探るため、売主様にも細かく質問を行います。これにより、物件の魅力を最大限に引き出した販売図面を作成します。その結果、少しでも高く、少しでも早く販売することを目指しています。
まとめ
不動産の販売図面は、
物件の全体像を伝える重要なツールです。
その作成は、
その物件の特徴や立地条件、設備などを具体的かつ分かりやすく伝えるためのスキルが求められます。
一見単純に思えるかもしれませんが、
その中には法律で規定された記載事項を遵守することや、
物件の魅力を最大限に引き出す表現方法を熟知することなど、
専門的な知識や経験が必要となるため、実は難易度の高い作業です。
しかし、
その反面、
販売図面は、
買い手の興味を引き、
物件に対する魅力を効果的に伝えることができる絶好のチャンスでもあります。
簡単にスクロールしてしまう程度の閲覧時間であっても、
一瞬で物件の魅力を伝えることができるような販売図面を作成することは、
不動産業者としてのプロフェッショナリズムを示す一つの指標とも言えるでしょう。
それゆえ、
不動産会社を選定する際には、
その販売図面をしっかりと確認することが重要です。
この記事が参考になれば幸いです。
最後に、この記事を読んでくださった皆様へ。
貴重な時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。何かご不明な点やご質問がございましたら、下記の入力フォームから、いつでもお気軽にお問い合わせください。
私たちは無料相談サービスを提供しており、専門的な知識を持つスタッフが一人一人の状況に合わせたアドバイスを行います。
また、最新のAI技術を活用して、より高精度な売却価格の査定や市場動向の分析も可能です。
イシトチ不動産はお客様の大切な資産である不動産の売却を全力でサポートします。不動産売却の際には、ぜひイシトチ不動産のサービスをご利用ください。
