自宅を売却する際、
不動産ポータルサイトやチラシでに広告を掲載していくと、購入希望者や不動産会社から内覧の依頼を受けることになります。
しかし、
実際に取引が進むかどうかのカギは不動産会社の「内覧」の対応にあります。
不動産会社の内覧の対応がスムーズであれば、それだけ契約も近づきます。
この記事で、
早期売却を目指す方のために、売却依頼者が知らない不動産会社がおこなっている「内覧」の手配方法と立ち回りを詳しくお伝えします。
不動産売却に成功するために、ぜひお読みください。
- 内覧日と時間のスケジュールを行う
- 自社反響と他社反響の対応の違い
- 内覧後はどうなる?
- イシトチ不動産の取組み
- FAQ:よくある質問
- まとめ
このコラムを書いているイシトチ不動産の小川は1000件以上の無料コンサル(相談業務)、多数の不動産取引に関わり、売主の代理人として不動産会社との交渉も行った実績もあります。それらの経験をもとに説明します。
株式会社イシトチ不動産は石川県の金沢市、野々市市、白山市を中心に不動産や相続の相談を通してファイナンシャル設計とお客様のリスタートを全力でサポートしている不動産会社です。
私たちのサービスの流れは、「相談→計画→実行」です。
ただ単に不動産を売る、
買うだけでなく、
お客様の全体的なライフプランに対するファイナンシャルプランの提供です。
その一環として、不動産の売買に関するお手伝いをさせていただいています。
内覧日と時間のスケジュールを行う
内覧日と時間のスケジュールを正確に行うことは、不動産売却の重要なステップの一つです。
内覧の主要な目的は、
購入顧客に具体的な生活イメージを感じてもらい、購入の決定を後押しすることにあります。
この大切な役割を果たすためには、
媒介を依頼された不動産会社が適切に内覧手配を行うことが求められます。
具体的には、内覧の依頼が入った際、物件が現在居住中か、空き家かによってその準備方法が変わるのです。
この日時の調整と準備は、購入者の印象を大きく左右しますので、スムーズな手配が求められます。
空き家の場合
空き家は鍵を不動産会社が管理していることが多いため、比較的いつでも案内ができます。
そのため、
反響があった当日の案内も可能となるため、購入顧客の要望にスピーディーに応えることができます。
不動産会社は内覧時間よりも少し早めに到着し、
換気や全部屋の照明を付けたりスリッパの用意を行います。
物件によってはポップで設備の説明をする等、
購入顧客が気持ちよく内覧できる環境を整えます。
居住中の場合
売主が現在もその物件で生活している場合、
売却の際に特有の調整が必要となります。
売主の日常のスケジュールや生活リズムを尊重しつつ、内覧日時の設定が求められます。
居住中物件の大きな魅力として、空き家と比べて、その物件での生活のリアルなイメージが容易に湧きます。
このリアル感は購入希望者にとって非常に価値があり、物件の魅力を感じやすくなります。
さらに、
購入希望者は売主自身から物件の詳細や特長、近隣の環境など、実際に住んでみての感想や情報を直接伺うことができます。
このような直接のコミュニケーションは、購入者の疑問を即座に解消する上で非常に効果的であり、物件に対する信頼感を高める要素となります。
自社反響と他社反響の対応の違い
不動産の内覧時、対応の仕方は顧客が自社のものであるか、それとも他社の反響を基にしているかで大きく異なることがあります。
自社の反響、すなわち自社の広告や取り組みを通じて獲得した顧客に対しては、その物件の売却を依頼された不動産会社の担当者が、物件の詳細や特長、条件などを一貫して説明するのが一般的です。
しかし、他社の反響を通じての顧客の場合、対応が少し複雑になります。なぜなら、購入希望者の側には他社の不動産担当者が同伴していることが多く、情報提供や説明の要求があった場合、主にその他社担当者が対応することになります。このような場合、購入希望者の質問や疑問は、他社担当者を通して売主側の担当者へ伝えられるという流れになります。
ここで注意すべき点として、売主側の担当者が他社の顧客に直接名刺を渡す、あるいは売主に直接取引を持ちかけるという行為は、多くの場合でNGとされています。
これは、顧客の取引先を巡る競争を防ぐための慣習や暗黙のルールとなっています。
ただ、売主と購入希望者の間での直接のコミュニケーションは問題なく許されています。
不動産担当者同士は、このような暗黙のルールを理解し、顧客にとって最も有益な内覧体験を提供するよう努力しています。
内覧後はどうなる?
内覧が完了すると、その後の流れは大きく分けて、顧客が自社のものであるか、それとも他社の反響を基にしているかで変わってきます。
自社の顧客の場合、直接に購入希望者の感想や意向を確認します。
この「感想」とは単なる物件に対する印象だけではなく、
その物件を購入するかどうかの具体的な決定に関連する重要な意見です。
一方、他社の反響に基づく顧客の場合、感想や購入の意向は、まず他社の不動産担当者を通じて売側の担当者に伝えられることが多いです。
他社担当者がその情報の中継役となり、売側の担当者に顧客の正確な意向を伝える役割を果たします。
いずれの場合も、
売側の担当者は得られた感想や意向を売主に正確に伝達する責任があります。
その後、売主との間で、どのように物件の売却を進めていくかの打ち合わせや調整が行われることになります。
この段階でのコミュニケーションは、物件売却の成否に大きく関わる重要なプロセスです。
イシトチ不動産の取組み
イシトチ不動産では、事前に売主様の予定や希望をきちんと把握し、それを尊重することを第一優先として心掛けています。
早期売却をするためになるスムーズな内覧手配はもちろんですが、
まずは売主様の立場を第一に考え、コミュニケーションを大切にし、適切な情報提供や相談を欠かさないよう努めています。
また、他社からの内覧希望であっても、仲介会社様やそのお客様に対しても丁寧でスムーズな内覧になるように対応します。
そのため、自社、他社関わらず内覧の手配から成約まで、非常にスムーズなプロセスで不動産売却をすすめられています。
当社のテーマは、売主様の負担を減らし、早期売却を実現するための取り組みです。
時間が経つほど物件の価値は変動するもの。そうした中で、イシトチ不動産は売主様の最大の利益を追求し、より良い取引をサポート出来るよう心がけています。
FAQ:よくある質問
まとめ
不動産会社の「内覧対応」は、不動産売却プロセスにおける極めて重要なステップとなります。
内覧の手配や対応を迅速かつ丁寧に行える不動産会社は、購入希望者にとって大変信頼できる存在と言えるでしょう。
しかしながら、
内覧の機会が少ない場合、一部の不動産会社が自社の利益を最優先にし、顧客を独占的に取り扱う「囲い込み」のような手法を取ることがあります。
これは、売主にとって、長期売却になる可能性が高く、また販売出来るチャンスを逃すという「機会の損失」を生むため、注意が必要です。
そのため、
内覧の際に何か疑問や不明点が生じた場合、
遠慮せずにすぐに不動産担当者に確認することが重要です。
これにより、早期売却をすることができるでしょう。
最後に、この記事を読んでくださった皆様へ。
貴重な時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。何かご不明な点やご質問がございましたら、下記の入力フォームから、いつでもお気軽にお問い合わせください。
私たちは無料相談サービスを提供しており、専門的な知識を持つスタッフが一人一人の状況に合わせたアドバイスを行います。
また、最新のAI技術を活用して、より高精度な売却価格の査定や市場動向の分析も可能です。
イシトチ不動産はお客様の大切な資産である不動産の売却を全力でサポートします。不動産売却の際には、ぜひイシトチ不動産のサービスをご利用ください。