「不動産売却って、まず何をしたらいいの?」「そもそも相談相手は誰にすればいいの?」と悩んでいませんか?家を売るという人生の大きな決断には、不安や迷いがつきものですよね。
事実として、事前準備を怠ると売却までの期間が延びたり、予想以上の費用がかかったりして、後悔するケースが少なくありません。
特に売却の目的や計画を明確にしないまま進めてしまうと、結果的に損をする可能性もあります。
そこで、この記事では、「不動産売却の相談は何から始めればいいのか?」という疑問を解決するために、「知識」「費用」「相談先」という押さえるべき3つのポイントを解説します。
これを読むことで、不安を解消し、自信を持って売却活動を始められるようになります。ぜひ最後までお読みください!
売却をすすめていくために
自宅売却を成功させるためには、事前準備が非常に重要です。
計画を立てずに進めると、予期しないトラブルや余計な費用がかかる可能性があります。
「売却をすすめていくために」押さえておきたいポイントとして、事前に考えておくこと、お金や費用について、そして相談先の選び方を順番に解説します。
事前に考えておくこと
自宅売却を進める前に、いくつかの重要なポイントを整理しておくことが大切です。
目的
まず、自宅売却の目的を明確にしましょう。
たとえば、「子どもが独立したため、広すぎる家を手放して便利な場所に移りたい」「老後資金の確保のため」「相続対策として現金化したい」など、目的を具体化することで、その後の計画が立てやすくなります。
期限
売却を完了させたい期限も重要です。
たとえば、「半年以内に次の住まいへ引っ越したい」や「資金を年度末までに用意したい」など、期限が明確であればスケジュールに沿って手続きを進めることができます。
期限によっては早めに売却活動を開始する必要がある場合もあります。また、売却時には家の掃除や不要品の処分も必要となるため、余裕をもった準備が重要です。
必要金額
売却で得たい金額をあらかじめ把握しておきましょう。
次の住まいの購入費用やローンの返済など、必要な金額を具体的に見積もることで、売却価格の目標を設定することができます。
その他
不動産売却は家族全員に影響を及ぼすため、売却を進める前に家族との話し合いを重ねることが大切です。
たとえば、「売却することが生活にどのように影響するのか」「引っ越しや住み替えのタイミングはいつが最適か」など、事前に話し合うことで後悔のない選択ができます。
家族全員の意見を聞くことで、売却後の生活に関する不安を減らし、計画をより具体的にすることができます。
お金、費用について
不動産売却には、さまざまな費用や税金がかかることを理解しておきましょう。事前に把握しておくことで、資金計画が立てやすくなります。
自宅売却に伴う諸費用や税金には以下のようなものがあります。
仲介手数料
不動産会社に支払う手数料です。一般的には、売却価格に応じて一定の割合が発生します。
200万円以下 (成約価格 × 5%) + 消費税
200万円超400万円以下 (成約価格 × 4% + 2万円) + 消費税
400万円超 (成約価格 × 3% + 6万円) + 消費税
不動産売買で一番費用が掛かりますので値引きなどの対応も事前に聞いておくと安心です。
印紙税
売買契約書に添付します。
1,000万円超5,000万円以下 2万円(1万円)
5,000万円超1億円以下 6万円(3万円)
1億円超5億円以下 10万円(6万円)
※()は軽減税率(2024年12月現在)
譲渡所得税・住民税
売却益が出た場合に課せられる税金です。ただし、特別控除が適用されることもありますので、事前に確認しましょう。また、所有年数によって税率も変わります。
短期譲渡所得(所有期間が5年以下の土地・建物) 39.63%(所得税30.63%、住民税9%)
長期譲渡所得(所有期間が5年超の土地・建物) 20.315%(所得税15.315%、住民税5%)
登記費用
所有権移転登記や抵当権抹消登記に必要な費用です。司法書士に依頼する場合、依頼料も必要となります。
抵当権抹消登記 2万円前後
引っ越し費用
次の住まいへの引っ越しにかかる費用も忘れてはいけません。
その他
住宅ローンの返済手数料や不要品の処分費用、リフォーム・クリーニング費用など、売却活動を有利に進めるためにかかる費用も考慮に入れておきましょう。また、土地に境界杭がない場合は登記費用なども掛かる場合があります。
相談先の選び方
不動産売却は専門的な知識が求められるため、信頼できる相談先を選ぶことが重要です。
経験豊富な不動産会社を選ぶことで適切なサポートが受けられ、不安なく売却を進められます。
また、売却の手続きや税金、相続の問題についても、プロのアドバイスを受けることでより安心して進めることができます。
実績を確認する
不動産会社に依頼する際には、その会社や担当者が不動産売買の実績を持っているかどうかを確認することが重要です。
宅建業の免許は1つで、不動産売買だけでなく賃貸仲介、マンションや宅地の分譲、投資用不動産の販売など幅広い業務に対応できます。
しかし、それぞれの分野で必要なスキルやノウハウは異なります。
相談前には、その会社の専門分野や担当者の実績を具体的に確認しましょう。
対応の丁寧さをチェック
相談時に親身に話を聞いてくれるか、また難しい専門用語を分かりやすく説明してくれるかがポイントです。
また、不動産売却は取引の期間が長く、仲介だと1年以上掛かる場合もあります。そんな時にパートナーとなる担当者との相性が悪ければストレスになってしまいます。
サービス内容を比較する
単なる売却活動だけでなく、相続や税金についてのアドバイスなど総合的なサポートがある会社を選ぶと安心です。
不動産売却を考え始めたら、まずは相談することが成功への第一歩です。
イシトチ不動産では、石川県エリア、特に金沢市、野々市市、白山市を中心に丁寧なサポートを提供しています。不安や疑問を解消しながら、最適なプランをご提案します。