
契約の流れや必要な準備ってなんだろう?
申込みと契約条件の調整

ここでは、不動産の購入申込みから売買契約に至るまでの過程を、順を追って解説していきます。特に、契約条件の調整や準備するべき書類など、売主として知っておきたいポイントを分かりやすく説明します。
申込み時の確認ポイント
購入希望者が「この物件を買いたい」と申込みをした場合、契約を進める前に様々な条件を調整します。

事前にポイントだけは押さえておきたいよね!
購入希望価格
購入希望者が提示する価格が、売主の希望価格とどの程度一致しているかを確認しましょう。購入希望価格に差がある場合、交渉が必要になります。
代金の支払い条件
購入希望者がどのような形で代金を支払うのかを明確に確認します。売買契約時に支払うお金を「手付金」、最終的に決算時に支払うお金を「残代金」と言います。
融資利用予定の有無
購入希望者が住宅ローンなどの融資を利用する場合、金融機関の審査に通る必要があります。この審査結果が契約成立の前提条件になることが多いため、売主としても注意が必要です。
契約・引渡し希望日
売買契約を締結する日や、実際に物件を引き渡す日程を調整します。購入希望者とのスケジュールが合わない場合は、仲介業者を通じてすり合わせを行いましょう。
その他の希望条件
たとえば、特定の家具や設備の引渡し希望や、現状の状態での売却条件(現状渡し)など、購入希望者が提案するその他の条件も確認し、双方が納得できる形に整えます。
契約までの手順
購入申込み後、売買契約を正式に締結するためにはいくつかの手順を踏む必要があります。ここでは、売主として準備すべきものや、契約日当日の取り交わす書類について解説します。
準備しておくもの
売買契約を結ぶ際に、以下の書類などを事前に準備しておきましょう。
- 実印・印鑑証明書(共有の場合各々)
- 登記済権利証・登記識別情報
- 固定資産税等納税通知書
- 本人確認書類(免許証等)
- 印紙代 など
その他、不動産会社によっては仲介手数料の半金を支払う場合もあります。
重要事項説明
契約締結前に、不動産仲介会社の担当者から「重要事項説明」を受けます。この説明では、物件の権利関係や法的制限、住宅ローンの利用条件などが詳しく説明されます。分からない点があれば、必ずその場で質問して解決しましょう。
売買契約の締結
重要事項説明を受けた後、売主と買主が売買契約書に署名・捺印を行います。契約締結時には手付金が支払われ、契約が正式に成立します。契約内容については、締結前に不動産仲介会社を通じて慎重に確認し、納得のいく形で進めることが大切です。
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