
最近、不動産の価格が上がっているって聞くけど、本当なのかしら?
ニュースや周りの話で耳にしても、実際に“自分の家”にどう関係するのか、分かりにくいですよね。
このタイミングで売るべき?
もう少し待ったほうがいい?
実家や空き家を売却しようと考えたとき、多くの方がこの判断で立ち止まります。
特に相続した家や思い出の詰まった実家の場合、「焦って決めたくない」という気持ちが自然です。
しかし、不動産市場の動きは待ってくれません。
地域や時期によって価格が上下するため、情報を知らないまま判断すると「もっと高く売れたはず」や「売り時を逃した」という後悔につながることもあります。
この記事では、2025年10月31日に公表された最新の不動産価格指数をもとに、いま市場がどう動いているのかを専門家がわかりやすく解説します。
データの裏にある意味を知ることで、あなたの「売るべきタイミング」が自然と見えてくるはずです。
この記事は以下のような人におすすめ!
- ご実家や空き家の売却を検討しており、「今が売り時かどうか」 判断に迷っている方
- 相続した家や土地の価値が今どのくらいか知りたい 方
- 「損したくない」よりも「安心して決断したい」と考えている方
この記事を読むことで得られるメリット!
- 「自分の家や土地の価値が今どうなっているのか」を客観的に判断できる
- 売却を急がず冷静に判断するための視点が得られる
- 将来的な相続や資産整理に向けて、今後の計画を立てやすくなる
ご自身の大切な家を「いつ、どのように手放すか」を考える第一歩として、安心して参考にしていただける内容になっています。
執筆者紹介
はじめまして、イシトチ不動産代表の小川です^^ 不動産と建築に関わって15年以上になります。事業を始めるきっかけは親族や知人から不動産や相続の相談を受けることでした。 「相談してよかった」と喜ばれるうちに、この安心をもっと多くの方に届けたいと思うようになり、本格的にスタート。この記事も「何から始めたらいいかわからない」そんな不安を感じている方にとって、少しでもヒントになればと思い執筆しています。
最新のデータをご覧になりたい方へ
最新の【不動産価格指数】や【中部レインズの取引動向】をご覧になりたい方は、以下のリンクからどうぞ。
不動産価格はなぜ変動するのか?

不動産の価格は、日々のニュースや経済状況に左右されながら常に変動しています。
なぜ「同じ物件」でも時期や地域によって価格が異なるのでしょうか?
その背景には、いくつかの重要な要素が影響しています。
需給バランスによる価格変動
もっとも基本的な要因は「需給バランス」です。
買いたい人が多く売り物件が少なければ価格は上がり、反対に買い手が少なく売り物件が多いと価格は下がります。
特に人気エリアや新駅の開発などがある地域では、この需給の変化が大きく反映されやすくなります。
金利の影響
不動産購入ではローンを組む方が多く金利の上下は購入希望者の動きに直結します。
低金利のときは借入コストが下がるため需要が高まり、価格も上昇傾向に。
逆に金利が上がると月々の支払いが増え、購入を控える人が増えて価格が落ち着く傾向があります。
人口動向がもたらす変化
エリアの人口動向も重要です。
人口が増加している地域では住宅需要が高まるため、価格も上昇しやすくなります。
一方で、少子高齢化や転出超過が続く地域では、空き家が増え、価格の下落リスクが高まります。石川県でも一部の地域では顕著な傾向が見られます。
災害リスクと価格の関係
さらに、近年は自然災害が価格に与える影響も無視できません。
地震・水害などの被害を受けたエリアでは一時的に不動産の流通が停滞し、価格も下がるケースがあります。
一方で、安全性が見直される地域や耐震性能の高い物件には注目が集まることもあります。
このように、不動産価格の変動には複数の要因が絡んでおり、常に「最新の動き」を把握しておくことが重要です。
株式会社イシトチ不動産では、石川県の不動産売却を検討されている方向けに、毎月の価格推移データをわかりやすくまとめています。
「相場が上がっているのか、下がっているのか、よく分からない…」
そんな方でも、今の市場傾向がつかめるように、成約件数や価格の変化を図表とコメントで解説しています。
売るかどうかの判断に焦る必要はありません。 まずは、「今の状況を知ること」から始めてください。
不動産価格指数とは?

国土交通省は、全国で毎年約30万件以上の実際の不動産取引データをもとに、マンションや戸建て住宅、土地などの価格の動きを「指数」として毎月発表しています。
この指標を見ることで、
「最近はどれくらい値上がりしているのか」
「エリア別に、どんな変動があるのか」
といったことが、客観的にわかります。また、取引件数や面積も同時に公表されており、市場の“トレンド”を読み取るヒントにもなります。
参考:国土交通省のホームページ「不動産価格指数」https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000085.html(2025年10月31日)
全国の不動産価格指数
不動産価格は、私たちの暮らしや資産形成にどのような影響を与えているのでしょうか。
実は、家を「買う」「売る」「相続する」といった場面で、市場価格の動きを正しく知っているかどうかが、結果に大きく関わります。
日本各地の不動産価格は、景気の動向、金利政策、人口動態、再開発など、多様な要因によって常に変化しています。
こうした市場の動きを数値で示したものが「不動産価格指数」です。
国土交通省が毎月公表しており、不動産の価値やトレンドを客観的に把握できる重要な指標です。
ここでは、2025年7月時点(2025年10月31日公表)の全国データをもとに、マンション・戸建住宅・住宅地の最新動向を見ていきます。
マンション(区分所有)〈2025年7月:219.0〉
- 前月比:+1.49%
- 前年比:+8.63%
戸建住宅〈2025年7月:119.4〉
- 前月比:▲0.08%
- 前年比:▲2.40%
住宅地〈2025年7月:118.0〉
- 前月比:+1.35%
- 前年比:+2.96%
※2025年10月31日公表時点の「不動産価格指数」で計算しています。
分析
今回の指数データを見ると、全国の住宅総合指数は144.3(前月比▲1.0%)と微減していますが、住宅市場全体としては依然として底堅さを保っています。
特にマンションは前年比から約9%上昇しており、長期的に見ても価格水準は過去最高水準に近づいています。
一方、戸建住宅(119.4)は前年より2.4%下落していますが、住宅地(118.0)では前月比、前年比から微増しており、ゆるやかな上昇トレンドを維持しています。
北陸地方の不動産価格指数
北陸の不動産価値はいま、どのように変化しているのでしょうか。
「不動産価格指数」は全国平均だけでなく、地域ごとに発表されており、エリアの特徴や市場の勢いを読み解くうえで欠かせない指標です。
北陸地方は、穏やかな自然環境や伝統的な街並みが魅力の一方で、地元経済や人口動態の変化が不動産市場に反映されやすい地域でもあります。
ここでは、2025年7月時点(2025年10月31日公表)のマンション(区分所有)・戸建住宅・住宅地の動きを見ていきましょう。
マンション(区分所有)〈2025年7月:187.6〉
- 前月比:▲14.07%
- 前年比:▲3.99%
戸建住宅〈2025年7月:119.8〉
- 前月比:▲6.07%
- 前年比:+1.69%
住宅地〈2025年7月:107.9〉
- 前月比:▲14.21%
- 前年比:▲5.59%
※サンプル数が少ないため参考値
※2025年9月30日公表時点の「不動産価格指数」で計算しています。
分析
マンション価格は前月比で14%超のマイナスで大きく下落しました。
一方、戸建住宅はやや調整局面にありますが、前年比ではプラスを維持。住宅地はマンションと同様に大幅な下落。特に前年同月比でもマイナス5%台となり、地価の下落が確認されました。
〈不動産価格指数(住宅)(令和7年7月分・季節調整値)〉


出典:国土交通省ホームページ「不動産価格指数」(公表日:令和7年10月31日、対象期間:令和7年7月・令 和6年第2四半期分の公表資料https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001912586.pdf
売却判断で失敗しないポイント

不動産の売却は、人生の中でも大きな決断のひとつ。
特に「相続した実家」や「空き家になった家」を売る場合は、感情面や家族の意見も絡むため、判断を誤ると後悔につながりかねません。ここでは、売却判断で失敗しないための重要なポイントを解説します。
市場のタイミングを見極める
価格が高いタイミングで売りたいと思うのは当然ですが、常に上昇し続ける市場はありません。むしろ、価格のピークが過ぎていたり、周辺の成約事例とズレた価格設定をしてしまうと、「売れ残り」というリスクが高まります。
中部レインズのような市場データをもとに、客観的に今の状況を把握することが成功の第一歩です。
感情ではなく事実で判断する
「思い出が詰まっているから高く売りたい」「まだ使えるから急がない」という感情は誰にでもあるものですが、買主は冷静に立地や価格、条件で判断しています。
“今の家の価値” を客観的に見つめ直し、事実ベースで判断する姿勢が重要です。
売却後のライフプランまで視野に入れる
売却はゴールではなく、あくまで新しい生活や家族の未来につなげるための手段です。売却資金を老後資金に回すのか、次の住まいに充てるのか。将来の相続や税金まで含めた“トータルでのプランニング”が、後悔しない判断につながります。
専門家に早めに相談する
自己判断だけで動き出すと、「もっと早く相談しておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。
私たちイシトチ不動産では、不動産売却だけでなく、相続・税金・将来設計も含めたトータルサポートを行っています。気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
実際に相談された方の声を紹介します
不動産の売却は、相場を知ったからといってすぐに決断できるものではありません。
自分の判断が正しいか不安…
他の人はどうしてるの?
と迷うのは当然のことです。
そこで、実際にイシトチ不動産で売却された「リアルな声」を紹介しています。
同じように悩んでいた方が、どのように不安を乗り越えたのか?
きっと、あなたの状況に近い体験談が見つかるはずです。
相談前に絶対読んでおきたい
「お客様の声」は、
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、2025年7月時点の「不動産価格指数」をもとに、全国と北陸地方のマンション(区分所有)、戸建住宅、住宅地の動きを前月比・前年比で解説しました。
データを通して見えてきたのは、地域や物件種別によって市場の動きに差があるということ。
今は全国的に価格の底堅さが見られる一方で、北陸のように一時的な調整が入っている地域もあります。
大切なのは、「数字をどう読み解くか」です。
市場の傾向を知ることで、「いま動くべきか」「もう少し様子を見るべきか」を冷静に判断できるようになります。
株式会社イシトチ不動産では、最新のデータを踏まえながら、お客様一人ひとりの状況に寄り添い、最適な選択を一緒に考えています。
▼株式会社イシトチ不動産
所在地 石川県白山市石同新町170番地
代表者 小川 誠
免許番号 石川県知事免許(2)第4312号
所属団体名 (公社)全日本不動産協会
保証協会 (公社)不動産保証協会
公正取引協議会 不動産公正取引協議会
▼お客様との約束10カ条
1.身内を大切にする心を仕事に活かす。
2.全てのお客様に誠実に対応する。
3.正しい情報を伝える。
4.強引な売込みをしない。
5.信頼関係を深める。
6.無理な資金計画を押し付けない。
7.嘘はつかない。
8.謙虚な気持ちで仕事をする。
9.気遣いや役立ちたいと思う。
10.お客様の幸せを願う。
▼担当者紹介

もともと親族や知人の不動産や相続の相談を受けることが始まりで、「相談して良かった」と喜ばれるうちに、もっと多くの方に安心を届けたいと考え、事業として本格的にスタートしました。
身内や知人を大事にするように、お客様一人ひとりの状況を整理しながら不動産から相続相談まで、全ての手続きを丁寧にサポートするよう心がけて仕事をしています。
株式会社イシトチ不動産 小川
資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー(AFP)/賃貸不動産経営管理士/競売不動産取扱主任者/相続手続カウンセラー/相続財産再鑑定士
対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産をお持ちの方
※上記以外の方は別途お問合せ下さい。
▼お客様の声
「実家を相続したけど、今住んでいるのは大分県。どう進めればいいか分からなくて」
「いくつかの不動産会社に問い合わせたけど…」
・土地が中途半端で売れないと言われた
・隣地と合わせろと言われた(でも隣地は赤の他人)
・そもそも返事すらこない会社もあった
そんな状況でどんな方法で前に進み最終的にご実家を売却したのか?
動画で本音の声をご確認下さい。
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