2026年3月12日に中部圏市場動向が発表されました。
公益社団法人中部圏不動産流通機構のホームページで発表される「月例速報マーケットウォッチ」から石川県の中古戸建住宅及び中古マンション、土地(100~200 ㎡) の成約件数・新規登録件数・在庫件数および、平均成約価格・新規登録価格・在庫価格の最新動向を毎月紹介しています。
参照:公益社団法人中部圏不動産流通機構のホームページ「月例速報マーケットウォッチ」(20260312)
石川県 中古マンション〈2026年2月〉
成約・新規登録・在庫件数
- 成約件数 15件 前年比▲21.1%
- 新規登録件数 54件 前年比▲8.5%
- 在庫件数 196件 前年比▲12.5%
平均成約・新規登録・在庫価格
- 成約価格 2,546万円 前年比+15.0%
- 新規登録価格 2,939万円 前年比+76.8%
- 在庫価格 2,182万円 前年比+8.3%



※グラフは、中部レインズ「月例速報 マーケットウォッチ」(2026年3月12日)をもとに、当社が独自に作成。
石川県 中古戸建〈2026年2月〉
成約・新規登録・在庫件数
- 成約件数 46件 前年比+2.2%
- 新規登録件数 130件 前年比+18.2%
- 在庫件数 1003件 前年比+23.2%
平均成約・新規登録・在庫価格
- 成約価格 1,888万円 前年比▲2.1%
- 新規登録価格 1,857万円 前年比▲5.3%
- 在庫価格 1,934万円 前年比▲1.9%



※グラフは、中部レインズ「月例速報 マーケットウォッチ」(2026年3月12日)をもとに、当社が独自に作成。
石川県 土地〈2026年2月〉
成約・新規登録・在庫件数
- 成約件数 21件 前年比+16.7%
- 新規登録件数 70件 前年比▲15.7%
- 在庫件数 932件 前年比+7.4%
平均成約・新規登録・在庫価格
- 成約価格 1,412万円 前年比+3.1%
- 新規登録価格 960万円 前年比▲21.2%
- 在庫価格 939万円 前年比▲1.7%



※グラフは、中部レインズ「月例速報 マーケットウォッチ」(2026年3月12日)をもとに、当社が独自に作成。
解説
2026年2月の石川県の不動産市場を中古マンションと中古戸建の2つの観点から見ると、対照的な動きが浮かび上がっています。
中古マンション市場では、成約件数こそ前年比21.1%減と落ち込んでいるものの、成約価格は2,546万円(前年比+15.0%)と力強い上昇を示しています。これは件数が少ないながらも、条件の良い物件には相応の高値がつく「選別買い」が進んでいることを意味します。
加えて在庫件数が前年比12.5%減と供給が細っており、新規登録件数も前年比8.5%減、在庫価格も前年比8.5%上昇していることから、マンション市場は全体として売り手優位の需給環境が形成されていると判断できます。
一方、中古戸建市場は様相が異なります。成約件数は前年比2.2%増とほぼ横ばいを維持しているものの、成約価格は1,886万円で前年比2.2%の下落となっています。より注目すべきは新規登録件数が前年比18.2%増、そして在庫件数が前年比23.2%増という高い水準で推移していることです。
在庫価格も前年比1.9%マイナスとなっており、供給過多による価格の下押し圧力が着実に高まっているサインです。在庫が積み上がるほど売却競争は激化し、売り急ぎの物件が相場全体を引き下げるという構図が進行しています。
今後の対策
中古マンションの売却をご検討の方にとっては、現在は非常に恵まれた局面です。在庫が減少し価格が高騰している今こそ売り出しのタイミングとして最適であり、相場より強気な価格設定も十分に検討に値します。
ただし、成約件数自体は減っているため、物件の訴求力を高める広告や写真、資料など、購入希望者の目に留まる工夫は欠かせません。
中古戸建の売却をご検討の方は、スピード感が最重要課題です。
在庫が前年比で2割以上増加しているという事実は、これ以上様子を見れば競合物件が増え続け、価格をさらに下げなければ売れないという状況に追い込まれるリスクを示しています。
価格設定は「少し強気」ではなく「市場価格にしっかり即した現実的な水準」を心がけ、早期成約を優先する戦略が合理的です。
また、土地の売却では在庫が前年比7%超で増加している環境です。
そのため、売り出した物件が購入検討者の目に届くまでの時間も長くなりがちです。測量図や広告説明文など買い手が安心して判断できる情報を先回りして揃えることで、他の在庫物件との差別化を図ることが有効な手立てとなります。
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不動産業界で多くの相談や取引に携わる中で、かつてお客様から「担当を変えてほしい」と言われたことがあります。
その出来事をきっかけに、自分がお客様の立場を十分に考えられていなかったことを深く反省しました。
それ以来、すぐに不動産の売却を進めるのではなく、まずはお客様の状況や情報を整理し、何を基準に判断すべきかを一緒に考えることを最優先にしています。
お客様の判断の負担を減らし、納得して選択していただけるようサポートすることが、今の私の役割だと考えていますのでこちらの記事が参考になれば幸いです。
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