売主が知るべき！購入申込のポイントと注意点！

不動産の売却に取り組んでいる中、突如として提示される「購入申込書」。

多くの売主にとって、この書類は未知の領域です。

契約書ではないけれど、

買主の重要な条件が記載されており、

この一つ一つの条件があなたの不動産売却を左右する可能性があります。

では、

どの部分に注意を払い、

どうチェックすれば良いのでしょうか？

この記事では、

購入申込書のチェックポイントを徹底解説。

あなたが安心して次の契約に進むためのガイドラインを提供します。

• 購入申込書とは
• イシトチ不動産の取り組み
• FAQ
• まとめ

このブログでは自宅などの不動産をどうしようかと情報収集している方に対して、
事前に知っておきたい不動産売却の基礎知識や優遇制度の具体的な内容、受けるための条件や必要書類、不動産相場のリアルな流れなどについて詳しく解説しています。
また、検討を一歩すすめるために、今から出来るおすすめの方法もご紹介しています。

この記事を書いているイシトチ不動産代表の小川は1000件以上の無料相談、多数の不動産取引に関わり、自分所有の不動産売却体験をもとに解説しています。

不動産売却は「情報整理」と「適切な人」が重要です。よかったら、私の体験を元に書いた「不動産売却で後悔しないために！成功のカギはこれだ！」という記事も読んでみて下さい。

この記事を、不動産売却の「情報整理」や一歩進めるための「ヒント」としてお役立てください。

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購入申込書とは

不動産取引は、単に代金を支払って商品を受け取るようなシンプルな流れでは成り立ちません。

売主と買主の間で、それぞれの条件と意向を明確に合わせるプロセスが必要です。

このプロセスの中で、最初に提示されるのが「購入申込書」です。

購入申込書は、買主の購入に関する具体的な希望や条件が明記されており、この内容を基に売買契約書が作成されます。

したがって、

売主にとって、ここに記載されている項目は非常に重要となります。

そのため、

売主としては購入申込書の内容を正確に理解し、必要な項目を確実にチェックすることが求められます。

残念ですが、事前に購入申込書の重要性を説明する不動産会社はあまりいません。

ぜひ、このブログを参考にして頂ければと思います。

価格

価格欄には買主の希望購入価格が記載されます。

販売価格と同額であれば問題ないですが、それよりも低い価格であった場合は価格交渉の要望があるということになります。

手付金

手付金は手付解除に充てられる費用のことです。

契約後に買主が契約解除をしたい場合、手付金を放棄することで解除することができます。

そのため、手付金が少ない場合は買主の解除条件が低くなります。

契約予定と決済予定日

売主も買主も早く契約し決済したいという場合もありますが、

場合によっては「契約は早くしたいが決済はなるべく遅らせたい」という買主もいます。

特に土地の売買は決済後に融資がスタートするため、遅らせた方が得になります。

一方、

売主からすると固定資産税を引き続き支払う必要があり、決済までの期間が長いほど契約解除の可能性が残ります。

契約不適合責任の有無と期間

契約不適合とは、

決済後に建築を阻害する地中埋設物や建物の雨漏り、シロアリなどの発生に対し売主が修繕などの負担をするという責任です。

一般的に決済後3カ月を契約不適合責任とするケースが多いですが、中には3カ月では建築スタートできないため5カ月にして欲しいという要望もあります。

契約不適合が発生した場合は売主が費用負担することになるため、注意が必要です。

その他の項目

その他にも、

買主の年齢や年収、勤務先が記載されていれば確認しておきましょう。

どんな人が購入客なのかを知る事で、契約のイメージがしやすくなります。

イシトチ不動産の取り組み

イシトチ不動産として、売主様には不動産売却の全体の流れを事前に詳しく説明することを心がけています。

特に、購入申込のステップは、多くの売主様からイメージが付きにくいとの声を頻繁に耳にします。

そこで、

実際に使用される書類を用いながら具体的に手順や流れを解説しております。

重要事項説明書や売買契約書との関連性や、それぞれの書類が持つ意義についても、分かりやすく説明することを欠かしません。

そして、

質問や疑問がある場合、何度でもお気軽にご相談いただけるようにしています。

イシトチ不動産は、常にお客様目線でのサポートを大切にし、安心して売却活動を進めていただけるよう努力しています。

FAQ:よくある質問

購入申込書を提出すると、契約が成立するのですか？

いいえ、購入申込書は契約成立の書類ではありません。これは買主の購入意向や条件を示すものです。正式な契約は、売買契約書にて行います。

購入申込書の内容を変更することは可能ですか？ 

可能です。購入申込書の変更を希望する場合は、買主や仲介業者と交渉する必要が出てきますので媒介している不動産会社と相談して早めに動かれることをおすすめします。

購入申込書にはどのような項目が記載されていますか？ 

購入申込書には、購入価格、支払い方法、引渡し日、特約事項など、買主の購入条件や希望等が明記されています。

イシトチ不動産では購入申込のどの内容を売主に強調して説明していますか？

不動産売却のアンケート調査によると、売却過程でスケジュールに問題が生じることが多いとの回答が多数あるので、取引期間のスケジュールに関する部分を特に詳しく説明しています。

まとめ

購入申込書の提示は、

不動産売却の流れにおいて非常に重要な節目となります。

この申込書が提示されるということは、

ある買主がその不動産に対して真剣な購入意向を持っている証拠です。

もちろん、

すべての申込が最終的な契約に結びつくわけではありませんが、申込書の内容は今後の交渉や判断の基盤となります。

そのため、

売主としては申込書の中にどのような要望や条件が記載されているのか、細部までしっかりと確認することが必要です。

これにより、

買主の期待やニーズを正確に把握することができ、よりスムーズな交渉を進めるための準備ができます。

イシトチ不動産としては、このような不動産売却の過程における重要ポイントを売主様にしっかりと理解していただくためのサポートを提供しています。購入申込書の詳しい解説から、交渉のポイントや注意点まで、売主様の横に立って一緒に進めていきます。

最後に、この記事を読んでくださった皆様へ。

貴重な時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。何かご不明な点やご質問がございましたら、下記の入力フォームから、いつでもお気軽にお問い合わせください。

私たちは無料相談サービスを提供しており、専門的な知識を持つスタッフが一人一人の状況に合わせたアドバイスを行います。

また、最新のAI技術を活用して、より高精度な売却価格の査定や市場動向の分析も可能です。

イシトチ不動産はお客様の大切な資産である不動産の売却を全力でサポートします。不動産売却の際には、ぜひイシトチ不動産のサービスをご利用ください。