自宅売却を検討中のあなたへ、不動産取引の正しい流れとコツ

※2024年8月11日（更新）

不動産売却は多くの人にとって人生で数少ない経験です。初めての不動産売却で迷い、不安に感じるのは当然。売却の流れがわからない、どんな注意点があるのか知りたい、

そして、

大切な自宅を手放す判断が正しいのか迷っている…

この記事では、不動産売却の流れを分かりやすく6ステップで詳しく説明します。そして、各ステップでのポイントや注意点も合わせて解説します。

不動産売却は単なる取引以上のもの。家族の思い出や日常の一部としての住まいを手放す決断は慎重に進めたいものです。そこで、この情報は今から知っておいた方がいいと感じるはず。

この記事を参考に、不安を解消し自宅売却の道を確実に進めるためのヒントとして活用してください。

このブログでは自宅などの不動産をどうしようかと情報収集している方に対して、
事前に知っておきたい不動産売却の基礎知識や優遇制度の具体的な内容、受けるための条件や必要書類、不動産相場のリアルな流れなどについて詳しく解説しています。
また、検討を一歩すすめるために、今から出来るおすすめの方法もご紹介しています。

この記事を書いているイシトチ不動産代表の小川は1000件以上の無料相談、多数の不動産取引に関わり、自分所有の不動産売却体験をもとに解説しています。

不動産売却は「情報整理」と「適切な人」が重要です。よかったら、私の体験を元に書いた「不動産売却で後悔しないために！成功のカギはこれだ！」という記事も読んでみて下さい。

この記事を、不動産売却の「情報整理」や一歩進めるための「ヒント」としてお役立てください。

知り合いゼロ。7社の不動産会社から無視。騙されそうにもなりましたが、めげずに挑戦して売却成功！必ず皆さんの役に立つ情報です。是非読んで下さい！

相続手続きの基礎知識や相続準備などを参考にしたい方はこちらのブログをご参考下さい。

不動産売却の基本的な流れ

自宅の売却を考えると不安ですよね？

不動産売却は、一生のうちで数えるほどしか経験しない、重要な決断の一つ。

初めての不動産売却での迷いや疑問は多くの方が経験します。

売却価格、査定、相場、税金…様々な言葉が頭をよぎり、

一体どこから考えるべきなのか、どんな注意点があるのかを知りたいと思うのは自然なこと。

まずは大まかな流れを知ることをおすすめします。

• ご相談・お問い合わせ
• 査定依頼・査定
• 媒介契約の締結
• 売却活動
• 売買契約の締結
• 引渡し

次から順番にポイントと一緒に説明していきます。

ご相談・お問い合わせ

不動産売却を考えている人は「とりあえず知り合いの不動産業者に相談すればいいや」と考えてしまうかもしれません。

しかし、不動産売却は住み替えや住宅ローンの問題、相続、離婚時の財産分割といった多様な背景が絡み複雑です。専門外の不動産業者を選んでしまうと大変です！

そこで、最初の一歩として信頼性のある不動産会社の選び方が極めて重要となります。

不動産業界には、売買、賃貸、新築分譲、投資など様々な専門分野が存在しますが、実は業界内での免許は1つしかありません。

このため、賃貸や新築分譲を専門とする会社が、実は不動産売却のことを知らないということも珍しくありません。

つまり、友人や知人が不動産会社に勤めているからといって、適切なアドバイスをもらえるとは限らないのです。

不動産売却の成功には、専門知識を持つ不動産会社の選定が必要不可欠です。

売却を検討する際は会社のホームページでその不動産会社の専門性をチェックし、その会社が不動産売買を専門的にしているかを確認することが重要です！

査定依頼・査定

不動産売却を成功させるには、不動産の適切な査定が欠かせません。

一般に、査定方法は「机上査定」と「訪問査定」の2つに大別されます。

机上査定は、提供された物件情報や周辺の取引事例を基に価格を算定する手法。

対照的に、訪問査定では実際に物件を確認し、その状態を詳しく調査して査定額を導き出します。

訪問査定の利点は、より正確な価格を反映することが期待できるため、売却意向が固まっている方は訪問査定をおすすめします。

今の時代、オンラインの情報を活用して相場の把握を自分ですることが容易になってきました。

だからこそ、査定依頼時には単に価格を比較するだけでなく、業者の信頼性や担当者の対応など、全体的なサービスの質を見極める視点も持つことが大切です。

複数の不動産業者から査定を取る場合、不動産売却を専門にしている2〜3社に絞っての依頼が理想的です。

これにより、最も適切な査定価格とサービスの確認をすることが重要です。

リフォームはした方がいいですか？

不動産を売却する時に見栄えを良くするためにリフォームを考える方がいますが、結論から言うとリフォームはする必要はありません。なぜなら、不動産を購入するお客様はリフォーム前提で探している方が多いからです。

媒介契約の締結

親身に相談にのってくれ、誠実な対応をしてくれる不動産会社を見つけたら、不動産を売るための手続きとして媒介契約を不動産会社と締結します。

媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

	一般媒介契約	専任媒介契約	専属専任媒介契約
契約できる不動産会社	複数	1社のみ	1社のみ
自己発見取引	〇	〇	×
売却活動の状況報告	×報告義務なし	〇14日に1回以上	〇7日に1回以上
指定流通機構への登録義務	×不動産会社の任意	〇契約締結後7営業日以内	〇契約締結後5営業日以内
契約有効期間	法令上の制限なし（行政指導は3か月以内）	3か月以内	3か月以内

売却活動

不動産会社はレインズに登録しWebや様々な媒体を通じ積極的に販売活動を行います。定期的にお客様へ状況をご報告しながら内覧の対応や買い手との交渉もします。

この段階での売却活動は不動産業者が窓口になってお客様や他の業者からの問合せなどに答えるため、あまり売主の出番はありません。

不動産取引では売主が取引プロセスに関わることはほとんどなく、ほとんど不動産会社の担当者が売主に代わって業務を行います。売主の代わりとなり行動する担当者を見極めることが不動産売却を成功させるポイントです。

レインズ登録という言葉を聞いたことはありますか？不動産業者の重要な業務の一つであるこの作業、正しく理解しておかないと売却活動で混乱する可能性があります。こちらの「レインズ登録について知っていますか？不動産売却のポイント」では、レインズ登録の概要と活用方法、実態についてわかりやすく解説しています。これを理解することで、不動産売却のプロセスを知ることでストレスなくスムーズに第一歩を確実に踏み出すことができます。

売買契約の締結

購入希望者が見つかったら、不動産会社を介して希望者の「不動産購入申込書」を受け取り、申込書に書かれた希望条件を検討して、価格交渉や引き渡し時期の日程を調整します。

不動産会社が売主と買主の間に入りやり取りをするため、売主と買主が直接交渉することはありません。交渉が成立したら、売買契約を締結します。

「不動産購入申込書」は価格ばかりに目がいきますが、必ず、引き渡し時期もチェックして下さい。買主は住宅ローンを使うことが多いので銀行のスケジュールで引き渡しまで動くことが多いですし、不動産会社は早く決済したいので早めに引渡し日を設定する傾向があります。

引渡し

売買契約締結後から物件の引き渡しまでに、1か月から3か月ほどかかります。この間に、売主は引越しの準備や住宅ローンの返済手続きといった引き渡しの準備がありますので、スムーズに引渡しができるようにしておきます。

決済日には、買主から手付金を差し引いた残代金を受け取ります。同時に不動産の登記を買主名義に変更し（所有権移転登記）、買主に物件と鍵を引き渡します。

また、売却する不動産に住宅ローンの返済が残っている場合、残代金を受け取る前に抵当権抹消の準備をします。

金融機関に連絡すると、抵当権抹消に必要な書類を用意してくれます。手続きには2週間ほど要するため、決済日までに余裕を持って行動しましょう。代表の小川も自分の不動産を売却した経験がありますので、その時の経験を活かしてお客様とご相談しながら、間違えがないよう早め早めにすすめていくようにしています。

決済に掛かる時間は1〜1時間30分ぐらいです。まれに2時間以上掛かることもあります。特に日にちに「0」「5」がつく日は銀行が混むため、時間がかかる可能性があり、当日は時間に余裕をみておくこともすすめています。

イシトチ不動産の強み

不動産業界において多くの業者が存在する中、私たちの最大の強みは「誠実な対応」です。

代表の私自身、自分の不動産を売却したことがありますので売主様の気持ちは痛いほどわかります。

だから、お客様一人ひとりのニーズや要望に合わせた個別対応と誠実な対応にこだわります。

以下は、お客様からよく聞かれる質問をピックアップしました。ご参考にしていただければ幸いです。もし、このほかに質問があれば、下記のお問合せフォームからご連絡ください。

不動産売却を考えているけど、どこから手をつけたら良いの？

不動産売却をスムーズに進めるためには、事前準備が必要です。やみくもに不動産会社を選び相談に行くと、失敗してしまう可能性があります。最低でも、「売却相場」を調べてから行動することをおすすめします。

査定にはどのような種類があるの？

主に「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。机上査定は情報を元にしたおおまかな価格、訪問査定は実際の物件を確認しての詳細な価格が出ます。

不動産業者を選ぶ際のポイントは？

業者の実績や評判、専門性、対応の速さなどを基に選ぶと良いでしょう。また、相性も大切ですので、何社かと面談してから決めると良いです。

売却価格はどのように決まるの？

売却価格は、物件の立地や築年数、物件の状態、近隣の相場など様々な要因によって決まります。

売却活動中に何をする必要があるの？

売却活動中は、内覧の対応や購入希望者からの質問応答などが主になります。不動産業者がサポートしてくれることも多いので、安心して任せることも可能です。

以上がよくある質問とその解答ですが、まだ解決しきれない疑問や不安があれば遠慮なくお知らせください。

当社はお客様一人ひとりの状況に合わせた最適な解決策をご提案いたします。お問い合わせは【お問い合わせページ】または、【無料相談】までお気軽に。

皆様からのご質問やご意見は、今後のサービス向上に役立てさせていただきますので、どうぞお寄せください。

よろしくお願いいたします。

まとめ

いかがだったでしょうか？

不動産売却は複雑で難解に感じるかもしれません。

多くの手続きや専門用語が登場するため、初めての方は戸惑うことも少なくありません。

しかし、不動産売却の基本的な流れを理解し計画的に進めることで、安心して取引を進めることができます。

最後に、不動産会社の選択は非常に重要です。

専門性や信頼性、対応の質など、さまざまなポイントを考慮しながら自身に合った会社を選ぶことが成功の鍵となります。

不動産売却の過程は複雑ですが、しっかりとした計画と信頼できる不動産会社のサポートを受けることで、スムーズに進行させることができます。

この記事が参考になれば幸いです。

この記事を読んでくださった皆様へ

ブログを読んでいただき、ありがとうございました。

不動産売却は「情報整理」と「適切な人」が重要です。

お客様の不動産を「誠実」に「柔軟」に考えてくれる人がいれば、その不動産価値は大きく変わります。

不動産会社に知り合いがいなく、不動産知識があまりない方は、

まずは、自分の不動産情報を整理してみて下さい。

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株式会社イシトチ不動産は石川県の金沢市、野々市市、白山市を中心に、不動産や相続の相談や取引きを通して、お客様にとって最良のパートナーになることを目標にしている会社です。

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