
相続の手続きは何から始めればいいの?
執筆者紹介
はじめまして、イシトチ不動産代表の小川です^^ 不動産と建築に関わって15年以上になります。事業を始めるきっかけは親族や知人から不動産や相続の相談を受けることでした。 「相談してよかった」と喜ばれるうちに、この安心をもっと多くの方に届けたいと思うようになり、本格的にスタート。この記事も「何から始めたらいいかわからない」そんな不安を感じている方にとって、少しでもヒントになればと思い執筆しています。
相続手続きで最初にすること

親族が亡くなると、まず最初に確認すべきなのが「遺言書の有無」です。
なぜなら、遺言書には故人の最後の意思が書かれているため、相続で動き出す前に確認をしないといけないのです。
しかし、「そもそも遺言書ってなに?」「遺言書がどこにあるのか分からない」「見つからなかったらどうすればいい?」といった疑問や不安を抱えている方も多いものです。
そもそも遺言書とは
遺言書とは、故人が自分の財産をどのように分配したいのかを示す文書です。
遺言書があることで、故人の意思を尊重し遺産分割を円滑に進めることができます。また、相続人間の争いを防ぐ役割も果たします。
遺言書がない場合、法律に基づいた法定相続が適用されます。
しかし、法定相続の決まりが必ずしも故人の意思と一致しないこともあります。そのため、特定の相続人に特別な配慮をしたい場合や、相続の公平性を保つために、遺言書を作成します。
遺言書の種類
遺言書には主に以下の3種類があります。
- 自筆証書遺言: 本人が全文を自筆し、署名・押印した遺言書。
- 公正証書遺言: 公証役場で公証人が作成し、証人2人の立ち会いのもとで作成される遺言書。
- 秘密証書遺言: 本人が作成し、公証人と証人2人の前で封印する遺言書。
遺言書の開封には検認が必要
自筆証書遺言と秘密証書遺言は、家庭裁判所で「検認」という手続きを経る必要があります。検認は、遺言書の偽造や改ざんを防ぐためのものであり、相続手続きの前に実施されます。
遺言書を探す方法
遺言書が存在する場合、一般的に、以下の方法で遺言書を探すことができます。
- 故人の自宅: 机の引き出しや金庫などに保管されている可能性があります。
- 公証役場での照会: 公正証書遺言の場合は、公証役場で遺言書の有無を確認できます。
- 法務局に問い合わせ: 自筆証書遺言が法務局に保管されている場合、そこで確認が可能です。
その他、銀行の貸金庫などに預けている方もいらっしゃいます。
遺言書がなかった場合は?
もし故人が遺言書を残していなかった場合、相続は民法の定める法定相続に基づいて進められます。この場合、相続人同士で遺産分割協議を行い、遺産の分配を決定する必要があります。
法定相続のルール
法定相続では、故人の配偶者と子が優先的に相続権を持ちます。具体的な相続割合は以下の通りです。
- 配偶者と子がいる場合: 配偶者が1/2、子が1/2を均等に分割
- 配偶者と直系尊属(親)がいる場合: 配偶者が2/3、直系尊属が1/3
- 配偶者と兄弟姉妹がいる場合: 配偶者が3/4、兄弟姉妹が1/4
法定相続の場合、相続人の意見が一致しない場合、話し合いが難航し、家庭裁判所での調停が必要になることもあります。
また、相続人全員の合意が必要なため、分配が決まるまでに時間がかかることが多いです。
追伸
不動産売却や相続を考え始めたら、まずは相談することが成功への第一歩です。
イシトチ不動産では、石川県エリア、特に金沢市、野々市市、白山市を中心に丁寧なサポートを提供しています。不安や疑問を解消しながら、最適なプランをご提案します。
お気軽にご相談ください!
【相続の流れ】
- STEP1 相続手続きとスケジュール
- STEP2 遺言書の有無
- STEP3 相続人の調査
- STEP4 相続財産の確認
- STEP5 相続方法の選択
- STEP6 遺産分割協議
- STEP7 相続税の申告
- STEP8 遺産分割協議書と名義変更

イシトチ不動産の3つの約束。
担当者紹介
はじめまして、イシトチ不動産の小川です。

不動産の仕事に携わって15年になります。
親族や知人の不動産や相続の相談を受けることが始まりで、「相談して良かった」と喜ばれるうちに、もっと多くの方に安心を届けたいと考え、事業として本格的にスタートしました。
不動産、特に実家の売却は「資産の整理」であると同時に「心の整理」でもあります。
私自身、かつて他県にある実家を1人で処分しなければならない経験をしました。
そのときは「どうすればいいのか」「誰に相談すればいいのか」分からず、不安と寂しさの中で迷ったことを今でも鮮明に覚えています。
家はただの資産ではなく、家族の思い出が詰まった大切な場所。だからこそ「売る」と決めるには勇気がいります。
けれども、放置すれば傷みが進み、費用の負担が増え、資産価値が下がってしまう現実もあります。
この経験を通して私が強く感じたのは 「売ること」以上に、「安心して決断できるように寄り添う存在」が必要だ ということでした。
だからこそ私は、誠実な対応を心がけながら、お客様の意思を尊重し、現状分析と情報整理に取り組むことを大切にしています。
大切なのは、不安を一つずつ整理し、ご家族の想いを尊重しながら、納得のいくかたちで次の一歩を踏み出していただくこと。
それが私にとっての使命です。
資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー(AFP)/賃貸不動産経営管理士/競売不動産取扱主任者/相続手続カウンセラー/相続財産再鑑定士
対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方 ※上記以外の方は別途お問合せ下さい。
▼株式会社イシトチ不動産
所在地 石川県白山市石同新町170番地
代表者 小川 誠
免許番号 石川県知事免許(2)第4312号
所属団体名 (公社)全日本不動産協会
保証協会 (公社)不動産保証協会
公正取引協議会 不動産公正取引協議会
▼お客様との約束10カ条
1.身内を大切にする心を仕事に活かす。
2.全てのお客様に誠実に対応する。
3.正しい情報を伝える。
4.強引な売込みをしない。
5.信頼関係を深める。
6.無理な資金計画を押し付けない。
7.嘘はつかない。
8.謙虚な気持ちで仕事をする。
9.気遣いや役立ちたいと思う。
10.お客様の幸せを願う。
もともと親族や知人の不動産や相続の相談を受けることが始まりで、「相談して良かった」と喜ばれるうちに、もっと多くの方に安心を届けたいと考え、事業として本格的にスタートしました。
身内や知人を大事にするように、お客様一人ひとりの状況を整理しながら不動産から相続相談まで、全ての手続きを丁寧にサポートするよう心がけて仕事をしています。
対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方 ※上記以外の方は別途お問合せ下さい。
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「いくつかの不動産会社に問い合わせたけど…」
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