
いろんな手続きがいるんだなぁ
遺産分割協議とは

遺産分割には法律上の明確な期限はありませんが、相続税の申告期限である 「相続開始から10か月以内」 に手続きを終えるのが理想的です。
この期限を過ぎると、相続税の控除や特例が適用されなくなることがあり、結果的に税負担が増える可能性があります。
遺産分割をしないまま放置すると、以下のようなリスクが発生します。
- 不動産や預金が相続人全員の共有になり、自由に使えなくなる
- 時間が経つと相続人が増え、協議がより困難になる
- 相続税の特例を受けられなくなる可能性がある など
特に、不動産が共有のままだと「売却や賃貸に全員の同意が必要」となり、柔軟な活用が難しくなります。 早めに話し合いを進めることが重要です。
遺産分割協議の進め方
1. 遺言書の有無の確認
まず、故人が遺言書を残しているかを確認します。
遺言があれば、その内容に沿って遺産を分割するのが原則ですが、相続人全員の同意があれば変更も可能です。
2. 相続人を調査・把握
戸籍謄本などを取り寄せ、相続人が誰なのかを正確に確認します。
相続人が複数いる場合、話し合いに参加する人を明確にすることが重要です。
3. 相続財産を調査・把握
不動産、預貯金、株式、負債(借金)など、すべての財産をリストアップします。
財産調査が不十分だと、後になって新たな財産が見つかりトラブルの原因になることがあります。
4. 遺産の分け方を話し合う
相続人全員が納得する形で、遺産の分割方法を決めます。
公平な分け方を意識しつつ、それぞれの希望や事情を考慮することが大切です。
遺産分割の4つの方法
遺産分割には、大きく分けて以下の4つの方法があります。
1. 現物分割(不動産はAさん、預金はBさん など)
各相続人が異なる財産を受け取る方法。
「土地は長男、預金は次男」といった分け方ができるが、公平性に欠ける場合がある。
2. 換価分割(遺産を売却し、現金で分ける)
不動産などを売却し、その売却代金を分配する方法。
公平に分けられるが、売却までに時間がかかることがある。
3. 代償分割(1人が遺産を受け取り、他の相続人にお金を払う)
例えば、「長男が不動産を相続し、次男には代わりに現金を支払う」方法。
ただし、代償金を支払う資金が必要になる。
4. 共有分割(相続人全員で共有する)
全員が不動産などを共同で所有する方法。
ただし、将来的に売却や活用の際にトラブルになりやすい。
もし協議がまとまらなかったらどうなる?

遺産分割協議は、相続人全員で遺産の分け方を決める重要な話し合いです。しかし、話し合いがスムーズに進まず、意見がまとまらないこともあります。
「相続人の間で意見が対立してしまった…」
「話し合いが進まないまま時間だけが過ぎてしまう…」
このような場合、家庭裁判所を利用して解決する方法があります。
遺産分割調停
相続人同士の話し合いがうまくいかない場合は、家庭裁判所に「遺産分割調停」を申し立てることができます。
調停では、裁判官と調停委員が間に入って仲裁し、相続人同士が合意できるように進めていきます。
ただし、調停でも合意できない場合は、次の「遺産分割審判」に進むことになります。
遺産分割審判
遺産分割調停が成立しない場合、家庭裁判所が「遺産分割審判」という手続きで強制的に分割方法を決定します。
審判では、裁判官が法律や相続人の状況を考慮して判断するため、相続人の希望通りにならない可能性もあります。
遺産分割のやり直しはできるのか?
一度決まった遺産分割協議を「やり直したい」と思うこともあるかもしれません。
結論からいうと、相続人全員が「もう一度話し合いたい」と合意すれば、遺産分割をやり直すことができます。
ただし、新たに分割をし直す場合、贈与税がかかる可能性があるため、慎重に進める必要があります。
遺産分割が無効の場合はやり直しが必須
以下のようなケースでは、そもそも遺産分割が無効となり、やり直しが必要になります。
- 相続人の一部が参加していなかった
- 重要な財産が故意に隠されていた
- 強制的な同意や詐欺によって分割が決まった
追伸
不動産売却や相続を考え始めたら、まずは相談することが成功への第一歩です。
イシトチ不動産では、石川県エリア、特に金沢市、野々市市、白山市を中心に丁寧なサポートを提供しています。不安や疑問を解消しながら、最適なプランをご提案します。
お気軽にご相談ください!
【相続の流れ】
- STEP1 相続手続きとスケジュール
- STEP2 遺言書の有無
- STEP3 相続人の調査
- STEP4 相続財産の確認
- STEP5 相続方法の選択
- STEP6 遺産分割協議
- STEP7 相続税の申告
- STEP8 遺産分割協議書と名義変更

イシトチ不動産の3つの約束。
当社の強み
他県在住、遠方から安心して任せられる仕組みと気配りが私たちの強みです。
はじめまして、イシトチ不動産の小川です。

ここ数年、「実家を相続したものの、どうしていいか分からない」そんなご相談が増えています。
ご両親の死後、空き家となった家。思い出があるからこそ手放せず、でも管理や税金に不安がつのる。不動産会社にいきなり相談するのも怖い、その気持ち、本当によくわかります。
なぜなら、私自身も父が亡くなり実家を売却した経験があるからです。
その経験を活かしつつ、みなさんの小さな「一歩」をサポートできたらと思っています。
株式会社イシトチ不動産 小川
資格:宅地建物取引士/ファイナンシャルプランナー(AFP)/賃貸不動産経営管理士/競売不動産取扱主任者/相続手続カウンセラー/相続財産再鑑定士
対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方 ※上記以外の方は別途お問合せ下さい。
▼株式会社イシトチ不動産
所在地 石川県白山市石同新町170番地
代表者 小川 誠
免許番号 石川県知事免許(2)第4312号
所属団体名 (公社)全日本不動産協会
保証協会 (公社)不動産保証協会
公正取引協議会 不動産公正取引協議会
▼お客様との約束10カ条
1.身内を大切にする心を仕事に活かす。
2.全てのお客様に誠実に対応する。
3.正しい情報を伝える。
4.強引な売込みをしない。
5.信頼関係を深める。
6.無理な資金計画を押し付けない。
7.嘘はつかない。
8.謙虚な気持ちで仕事をする。
9.気遣いや役立ちたいと思う。
10.お客様の幸せを願う。
もともと親族や知人の不動産や相続の相談を受けることが始まりで、「相談して良かった」と喜ばれるうちに、もっと多くの方に安心を届けたいと考え、事業として本格的にスタートしました。
身内や知人を大事にするように、お客様一人ひとりの状況を整理しながら不動産から相続相談まで、全ての手続きを丁寧にサポートするよう心がけて仕事をしています。
対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方 ※上記以外の方は別途お問合せ下さい。
▼お客様の声
「実家を相続したけど、今住んでいるのは大分県。どう進めればいいか分からなくて」
「いくつかの不動産会社に問い合わせたけど…」
・土地が中途半端で売れないと言われた
・隣地と合わせろと言われた(でも隣地は赤の他人)
・そもそも返事すらこない会社もあった
そんな状況でどんな方法で前に進み最終的にご実家を売却したのか?
動画で本音の声をご確認下さい。
▼動画を見る時間がない方は(テキスト要約)
売却まで無事に進めたお客様の体験談の要約をご紹介しています。
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そんな方でもご安心ください。イシトチ不動産は オンライン相談(ビデオ通話)でのご相談も承っています。 もちろん無料、専用アプリのダウンロード不要。
資料や図面も画面見ながら、わかりやすくご説明します。
対応エリア:金沢市、野々市市、白山市に不動産がある方
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まずは情報収集からはじめたい方へ
「実家のこと、そろそろ考えないと…」
そんな方のために、私たちは「知っておくべき情報」をメールでもお届けしています。

不動産会社とのやり取りで、嫌な思いをされた方の声を、私たちは何度も耳にしてきました。
たとえば、
「話をちゃんと聞いてもらえなかった」
「専門用語ばかりでよく分からなかった」
「とにかく売れればいい、という対応に違和感を感じた」
このような経験は、本来お客様が安心して次のステップに進むべき場面で不安や不信感を残してしまいます。
イシトチ不動産が大切にしているのは、「情報を持つことで、自分で判断できるようになる」こと。
だからこそ、私たちは「売る」「売らない」に関係なく、まずは正しい情報をメルマガでお届けすることにしました。
- 実家を売るかどうかを考えるときの判断軸
- 業者選びで後悔しないための「視点」
- 売却価格を左右するポイントとその背景 など
専門的すぎない言葉で、 「今すぐじゃないけど、そろそろ…」という方に向けて情報をお届けしています。
このメルマガを読むことによって
- 査定価格に振り回されず、冷静に売却戦略を立てられる
- 担当者の力量を見極め、損しない売却パートナーを選べ
- チラシ・写真・文章で「売れる可能性」を最大化できる
- 「古いから売れない」という誤解を手放し、本当の価値を引き出せる
- 相続後に起こる“売れないトラブル”を事前に回避できる
- 申し込み後の対応次第で、価格交渉を有利に進められる
- 不安や迷いを減らし、自信を持って意思決定できる
- 「なんとなく任せる」を卒業し、業者の対応を見抜ける
これらはすべて、私たちが実際にご相談を受けてきた中で、多くの方が「知っておけばよかった」と感じていたポイントです。

このメルマガは、「実家のこと、そろそろ考えないと…」と思いながらもどう動いていいか分からないという方のためにお届けしています。
私たちはこれまで、多くのお客様とお話してきました。その中で、強く感じたのが「知っていれば防げた後悔」がとても多いということです。
- 不動産会社との面談で、圧力を感じてしまった
- 兄弟と話がこじれてしまった
- 知らないまま動いて、損をしてしまった
どれも、「事前に少しでも情報があれば…」と思わずにいられませんでした。このメルマガでは、そうした後悔をなくすために、 “知っておくべきこと”を、わかりやすい言葉で、少しずつお届けしています。
- 他県にいながら売却できた方の実例と流れ(3/24発行)
- 「売れないと言われた土地が売れた」事例(3/30発行)
- 業者面談で損しないために“最低限”知っておくべき3つのこと(4/15発行)
- 「売る・残す・貸す」前に整理したい感情と書類(4/30発行)
▼よくある質問

本当に他県に住んでいても売却できますか?
はい、現地に来ていただかなくても対応可能なことは多いです。必要な手続きも郵送やオンラインで進められます。
メルマガは営業目的ではありませんか?
営業は一切ありません。電話番号の登録はありませんし、最低限の個人情報だけの登録になっています。
今すぐ動くつもりはないのですが…
もちろん大丈夫です。“そろそろ”を感じたタイミングで、少しずつ動いていただければ十分です。
全国展開の仲介サイトや“ブローカー的な業者”と違い、私たちは石川県に根ざして、責任を持って1件1件お手伝いしています。
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